✔靴職人ってどうやったらなれるの?
✔未経験でもなれるの?
✔ルートを具体的に教えて
こんちは、新宿御苑工房のあらきまさゆきです。
先日下記の内容をツイートしました。
今靴職人になるになるルートは
・靴学校→就職→独立
・靴学校→留学→独立
・靴学校→日本で弟子入り→独立
・留学→独立あとは食えない間耐えること。
理不尽なの事に耐えること。— アラチャン@ハイブランド専門修理職人 (@gyoenkoubou) January 29, 2020
今回は『手製靴の靴職人』のお話をします。
僕は浅草にある手製靴の学校を卒業して修理職人の道を目指しましたが
実際に手製靴を作って生計を立ててる職人を何人も知っていますのでリアルな声をお伝えできると思います。
解説していきます。
靴職人になる方法
ズバリ、靴学校へ入学が一番近道ですね。
目次
靴学校は二年制が多いです
多くの方は
✔一年制じゃないの?
✔社会人なんだけど仕事どうすればいいの?
✔いくらぐらいかかるの?
と思っていると思います。
そもそも卒業した後の進路や仕事はどうなの?そっちがまず気になる。。
靴職人になる方法|卒業後は修理会社に就職するか靴職人に弟子入りする
この二つが多いルートになります。
ぶっちゃけ手製靴のみだと生活していくのはかなりハードモードです。
なぜなら普通に1足何十万もする靴を実績がないルーキーにお願いするお客様は皆無だからです。
そこで修理会社に就職して一旦修理を覚える方法があります。
どんな靴でも必ず修理が必要になります。
修理屋の修理方法は独特で就職しなければ会得できないです。
✔修理会社に就職する
修理会社で3年以上仕事をして
修理+手製靴のお店を出している職人がいます。
そうすると修理でご来店したお客さんにも作った靴をオススメできるので
実績がないことをカバーできます。
デメリットは仕事が終わった後に製造をして独立の準備をしないといけないので休みを削ってやらなければなりません。
✔靴職人に弟子入りする
国内外問わずならあると思います。
・国内では探せばありますが、そもそも未経験では超ハードモードです。
最低でも靴学校を卒業して弟子入りが現実的かと思います。
・国外ではイタリア、フランス、少ないですがイギリスが留学先としてあります。
イタリアの有名な靴職人のところには見習いが日本人ばかりしかいない工房もあるようです。
イタリア人から見たら
『日本人はおかしなやつらだ、靴職人を目指すなんて』と思っていることでしょう。
言葉の問題があります。留学した人は自分で勉強してある程度理解していました。留学しつつ語学学校を利用していました。
直で留学または海外の靴学校へ行くパターンもありますが僕の周りではいません。
有名な靴職人ではいらっしゃいます。
有名な話ではたまごかけごはんしか連日食べれないほど給料も安く、厳しい環境です。
靴学校の事、入学するの生徒の年齢やお金について
・学校の生徒の年齢は18~40歳(クラスによって変わります)
・本気で職人を目指す人7割趣味3割
・未経験9割で1割が経験者や知識がとてもある人
✔2年間で約300万ほどかかります
・授業料
・革代
・木型や工具などの道具
・ミシンや漉き器などの機材
ざっとトータルで300万円ほどかかります。
ミシンや漉き器などの機材は学校で貸してもらえるので買わなければ250万ほど。
仕事は退職しなければなりません。
僕が行っていた学校は週3で10時から16時まで授業がありました。
アルバイトをやってる人は17時以降からやっていました。
靴作りに専念するためにアルバイトせず靴を何足も作っている方もいましたよ。
入学してどうなりたいか?何のために入学したか
本気で靴職人を目指すために入学した人もいれば趣味で靴を作れるようになりたい人もいます。
靴職人になる方法は
・学校に行ってたくさん足数を作り修理屋に就職して独立するルートか
・学校に行って弟子入りして職人をめざすルート
が一番の近道だと思います。
というわけで今回は靴職人になる方法【未経験でもできる】をお伝えいたしました。
参考になれば幸いです。
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