こんにちは、ハイブランド専門修理・新宿御苑工房の荒木です。
今回は、ボッテガヴェネタのバッグ修理をご紹介します。
持ち手の色落ちやコバの傷み、四隅の角スレ、バッグ表面の黒い汚れが気になるとのことで、ご来店にてご相談いただきました。
状態を確認し、今回は持ち手の染め直し・コバ再加工・四隅4か所の角スレ染め直し・表面の黒い汚れ除去を施工しました。
ボッテガヴェネタ
持ち手染め直し・角スレ補修
| 施工内容 |
持ち手染め直し・コバ再加工 四隅4か所の角スレ染め直し 表面の黒い汚れ除去 |
| 料金 | 55,000円(税込) |
| 納期 | 約45日 |
| ご依頼方法 | ご来店 |
今回のボッテガヴェネタ修理について
今回のお品物は、バッグ本体そのものに大きな破損がある状態ではありませんでしたが、使用によって持ち手や四隅など、触れたり擦れたりしやすい部分に傷みが出ていました。
持ち手には色落ちや使用感が見られ、縁に施工されているコバ部分にも傷みが出ていました。また、四隅にもスレによる色落ちがあり、バッグ表面には黒い汚れも確認できました。
修理前の状態
修理前は、持ち手部分を中心に色落ちや黒ずみが目立ち、四隅にも擦れによる色の薄れが見られる状態でした。
革そのものが切れている状態ではなかったため、今回は持ち手を交換せず、元の革を活かしながら染め直しとコバ再加工を行う方法をご提案しました。
修理前。持ち手の色落ちや四隅のスレ、表面の汚れが見られます。
持ち手の染め直し・コバ再加工
ボッテガヴェネタのバッグでは、長く使用していると持ち手部分に色落ち・スレ・黒ずみなどが出ることがあります。
今回の持ち手は、革自体をそのまま使用できる状態でしたので、表面を整えたうえで色を補い、全体の色味を整えています。
さらに、持ち手の縁にあるコバ部分も再加工し、使用によって傷んでいた部分を整えました。
四隅4か所の角スレを染め直し
バッグの四隅は、置いた際や使用中の摩擦によって特にスレやすい部分です。
今回は四隅4か所に色落ちが見られたため、表面を整えたうえで周囲の色味に合わせて染め直しを行いました。
角部分の革が大きく破れている場合には別の補修が必要になることがありますが、今回のような表面のスレや色落ちであれば、染め直しで目立ちにくくできる場合があります。
表面の黒い汚れをクリーニング
バッグ本体には黒い汚れも見られたため、革の状態を確認しながら可能な範囲で除去しています。
革に付着した汚れは、表面に付着しているものだけでなく、素材内部まで浸透している場合もあります。そのため、状態によっては完全に除去できないケースもあります。
今回は革への負担を見ながらクリーニングを行い、全体の印象を整えました。
修理後の仕上がり
施工後は、使用感の目立っていた持ち手の色が整い、コバ部分も再加工することで持ち手全体がすっきりとした印象になりました。
四隅の色落ちも補修し、バッグ表面の黒い汚れも可能な範囲で除去しています。
持ち手そのものを交換せず、元の革を活かしながら補修できた事例です。
修理後。持ち手・コバ・四隅を中心に全体の印象を整えました。
ボッテガヴェネタの持ち手や角スレは修理できる?
ボッテガヴェネタのバッグは、持ち手や四隅など使用時に負荷がかかる部分から傷みが目立ってくることがあります。
状態によって修理方法は異なりますが、今回のように元の革を残しながら染め直しやコバ再加工を行える場合があります。
・持ち手の色落ち・スレ
→ クリーニング・染め直し
・持ち手のコバ剥がれ
→ コバ再加工
・四隅の角スレ
→ スレ補修・染め直し
・表面の黒ずみ・汚れ
→ 状態に合わせたクリーニング
・バッグ全体の色あせ
→ 状態により全体染め直し
部分修理か、全体染め直しか
ボッテガヴェネタのバッグは、必ずしもバッグ全体を染め直す必要があるわけではありません。
今回のように、持ち手や四隅など傷みが目立つ部分を中心に施工する方法もあります。
一方で、バッグ全体に色あせやスレが広がっている場合には、部分的に染めるだけでは色差が目立つことがあるため、全体染め直しをご提案する場合もあります。
今回の施工料金
ボッテガヴェネタ バッグ修理
・持ち手染め直し
・持ち手コバ再加工
・四隅4か所の角スレ染め直し
・表面の黒い汚れ除去
55,000円(税込)
納期:約45日
ボッテガヴェネタのバッグ修理をご検討の方へ
「持ち手が黒ずんできた」「四隅の色が剥げている」「部分修理で済むのか、全体染め直しが必要なのか分からない」など、施工方法が分からない場合もお気軽にご相談ください。
バッグ全体と気になる箇所のお写真をLINEでお送りいただければ、状態を確認したうえで施工方法と概算のお見積もりをご案内いたします。
