
私たちが選ばれる理由
腕は当たり前。その先にある「想い」に寄り添う修理を。
ハイブランド専門の修理職人として、腕が良いのは当たり前です。 私たちも13年以上の歳月をかけ、数万点のお品物と向き合い、技術を磨き続けてきました。今では「正規店で修理を断られて…」といった、特に難しいご依頼も数多くいただき、多くのお客様にご満足いただける仕上がりでお返ししております。
しかし、私たちが本当に大切にしているのは、その技術の先にあります。
「なぜ、このお品物を修理してまで使い続けたいのか?」
「このバッグには、どんな物語があるのだろうか?」
バッグやお財布の本当の価値は、定価では決して測れません。
ご両親から譲り受けた大切なバッグ、形見となったお財布、人生の節目を共にした一品。私たちは、お客様が修理をご依頼されるその“背景”にまで想いを馳せ、単なる「作業」ではない、誠心誠意の「手仕事」で応えることをお約束します。
「見えないところ」にこそ、私たちのこだわりは宿ります。

お客様が修理をご依頼される時、一番のご不安は「自分の大切なものが、どう扱われるか」ではないでしょうか。
「裏で汚れた倉庫に保管されないだろうか…」
「雑に扱われたりしないだろうか…」
そのご不安を解消するため、当店ではお客様からお預かりした全てのお品物を、専用のショーケースで大切に保管しています。地べたや段ボールで保管するようなことは決してありません。

さらに、私たちのこだわりは「バッグの構造」という、より深い部分にも及びます。
修理技術のさらなる向上を目指し、私は現在も手製の鞄づくりを学び続けています。「作る」側の視点を持つことで、なぜその部分が壊れやすいのか、どうすればより美しく、より丈夫に修復できるのか、という構造的な理解に基づいた、最適な修理が可能になるのです。
お客様に見えない部分だからこそ、責任を持って大切にしたい。
それが私たちの哲学です。
私たちが「夫婦二人」である理由

「夫婦二人で、多くの施工から運営まで行うのは無謀だ。」
開業当初、そう言われたこともありました。
しかし、私たちは「職人の顔が見える、心から安心できる修理店」を作りたかったのです。
お客様がLINEでご相談された時から、お見積もり、実際の修理作業、そして最後にお品物をお返しするまで、多くの工程を私たち夫婦が責任を持って担当します。
誰が作業しているか分からない、ということはありません。
だからこそ、最高の品質をお約束するため、他のお店様よりもちょっぴり納期やお時間をいただく場合がございます。それは、一つひとつのお品物と真剣に向き合うための、大切な時間です。
その鞄、直します。
どうぞ、安心して私たちにお任せください。