荒木(代表職人)

Owner Craftsman

荒木 雅之 Masayuki Araki

修復歴15年。年間1,200件以上のハイブランド修復実績。
特にプラダのナイロン製品(リュック・トート)特有の「加水分解(ベタつき・臭い)」に対し、長年の経験に基づく独自のクリーニング技術で対応。他店で断られたバッグを数多く蘇らせています。

Last Updated : 2025.12.23

「久しぶりに出したプラダのバッグ。
触るとネチャネチャして、独特な臭いが…」

⚠️ ご自宅での「つけ置き」「洗濯」は危険です!

「ネットで調べたら重曹で洗うと書いてあった」というお声をよく聞きますが、絶対に避けてください。
プラダのバッグには、持ち手やロゴ周りなどに「革パーツ(レザー)」が使われています。

ご自宅でつけ置き洗いをすると、革の色がナイロンに移ってシミになったり、革自体が硬化してボロボロになったりと、取り返しのつかない事態になります。

「ベタつき」は、プロの技術で解決できます。

その不快なネチャネチャや古着のような臭いの原因は、ナイロン裏面のコーティングが水分と反応して劣化する「加水分解(かすいぶんかい)」です。
これはリュックでもトートバッグでも、同じナイロン素材(ポコノ)を使用しているため、等しく起こる現象です。

正規店では「寿命」と判断される症状ですが、当店では長年の経験からくる特殊なクリーニングの組み合わせにより、革パーツを傷めることなく、ベタつきの原因だけを的確に処理します。

「思い出の詰まったプラダを、もう一度使いたい」
その願い、私たちが叶えます。

比較項目 一般的なクリーニング店 新宿御苑工房
ベタつき対応 対応不可
(表面を洗うだけでは取れない)
改善可能
(独自の特殊洗浄工程でサラサラに)
革パーツ保護 リスクあり
(色移り・硬化の恐れ)
安全に処理
(素材ごとの特性を見極めて手洗い)
臭い(悪臭) 残る可能性大 大幅に軽減
(原因物質へのアプローチ+オゾン脱臭)

なぜ、プラダのナイロンはベタベタ・臭くなるのか?

「大切にしまっておいたのに、なぜ?」と思われるかもしれませんが、実は「しまっておくこと」が一番の原因です。

プラダのナイロン製品(リュック・トート共に)の裏地には、防水やハリを出すためのポリウレタンコーティングが施されています。
このコーティング剤が、日本の高温多湿な環境で保管されることで空気中の水分と反応(加水分解)し、溶け出してしまうのです。

特に、90年代〜2000年代初頭に流行した、以下の「名作」と呼ばれるモデルでのご相談が急増しています。

  • V136・V135(リュック):
    Velaシリーズの代表格。バックル金具が特徴的な登山リュック型。
  • ナイロントートバッグ:
    三角ロゴプレートがついた定番の黒トート。普段使いしやすいため劣化に気づきにくいアイテムです。
  • ナップサック型(MV品番):
    巾着のように口を絞るタイプ。構造上、裏地全体の劣化が肌に触れやすく不快感が出やすいです。

これらの劣化したコーティング剤こそが、「ネチャネチャする感触」「独特な酸っぱいような臭い」の正体です。
単純に剥がせば良いというものではなく、生地や革パーツの状態に合わせて特殊なクリーニング工程を組み合わせることで、初めて安全に除去できます。

当店の「ベタつき・臭い除去」修理事例

実際に当店でベタつき対策とクリーニングを行った事例をご紹介します。

事例1:プラダ リュック(V136等)のベタつき除去+金具再メッキ

「ナイロンのベタつきも気になるけど、リュックの顔であるバックル金具(差し込み金具)の輝きがなくなって古臭く見える」というご相談をよくいただきます。
こちらのお客様は、クリーニングと同時に、フラップやポケットに使われている金具の再メッキ加工をご依頼いただきました。

プラダナイロンリュックベタつき除去+金具再メッキ加工ビフォー
プラダナイロンリュックベタつき除去+金具再メッキ加工アフター
プラダナイロンリュックベタつき除去+金具再メッキ加工ビフォー
プラダナイロンリュックベタつき除去+金具再メッキ加工ビフォー

ナイロンが綺麗になっても、金具が錆びていたり曇っていたりすると、どうしても「使い古した感」が出てしまいます。
再メッキで金具をピカピカにすることで、リュック全体の印象が劇的に若返ります。

事例2:ナイロントートバッグのベタつき・粉吹き除去

トートバッグは加水分解が進むと、ベタつきだけでなく「表面が白っぽく粉を吹いたようになる(白化)」ことがあります。
こちらはベタつき処理を行うことで、綺麗な深みのある黒に戻りました。

プラダナイロンショルダーバッグベタつき粉吹き状態ビフォー
プラダナイロンショルダーバッグベタつき粉吹き状態クリーニングアフター
プラダナイロンショルダーバッグベタつき粉吹き状態ビフォー
プラダナイロンショルダーバッグベタつき粉吹き状態クリーニングアフター

修理料金と納期

ベタつきの処理は、職人が手作業で少しずつ状態を確認しながら進める、非常に手間のかかる作業です。
安価なクリーニングとは工程が異なりますが、その分、確実に効果を実感いただけます。

メニュー 料金(税込)
ベタつき・臭い除去クリーニング
特殊洗浄+除菌消臭(リュック・トート共通)
28,500円〜
※状態により変動
除去+全体染め直し
ベタつき除去に加え、色あせも直すフルコース
44,000円〜
【推奨】金具の再メッキ加工
リュックのバックル金具など
1箇所 8,800円〜

※納期目安:約1.5ヶ月〜2ヶ月(乾燥に時間をかけるため)

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「もう使えない」と諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。
ベタベタだったプラダが、また一軍のバッグとして復活します。職人が責任を持って施工いたします。