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本記事を読み終えると、エルメスのベアンの汚れクリーニングが理解できます。
それでは、エルメスのベアンの汚れクリーニングについてわかりやすく解説していきます。
目次
そもそもエルメスベアンのクリーニングって何?綺麗にするには何をすればいいか。
エルメスのベアンの財布は使用していると下記のトラブルが発生します。
ご相談いただくお客様の悩みの多くは下記の3つです。
・表面の汚れやスレ
・ストラップのスレや汚れ
・ふち(コバ)の色剥げや削れ
結論から言うと、見た目を綺麗にするのは染め直しをするしか方法がありません。染め直し、クリーニング、磨きについて順番に解説していきます。
染め直しとは?
表面の染料や顔料を溶剤で溶かし、再度色かけをしていく事を言います。ですので、革の一番上に新しい色が来るので見た目を綺麗にするには染め直しが必要になります。
染まる原理として、革の表面は凹凸していて凹の溝の部分に染料が入ると色が染まります。
クリーニングとは?
表面の皮脂汚れや黒ズミを革用のクリーナーで落としたり、殺菌消毒やシミ抜きなどできる限り汚れを落とす作業になります。
クリーニングが必要なケースは
・カビが発生した
・食べ物をこぼしてシミできた
・悪臭がする
ただ革製品は変色してしまっているケースがほとんどなので、クリーニングでは綺麗にならないケースが多く、見た目を綺麗にしたい場合は染め直しが必要になります。
磨き
革のコンディションを整えるのが主な目的になります。表面の汚れを落とし、栄養を保湿してブラッシングしていきます。見た目の変化はないです。
つやを出したい、ちょっとした傷を隠したい場合は磨きで綺麗にいたします。
表面の汚れやスレ
クリーニングで汚れを落とし、表面を染料で染め直しをして綺麗にしていきます。
ストラップのスレや汚れ
開け閉めでスレて変色してるケースがほとんどです。染め直しをして綺麗にしていきます。糸ほつれの場合、縫い直しをします。
ふち(コバ)の色剥げや削れ
ふち(コバ)を再コーティングをしていきます。専用のコーティング剤を何度も塗り固めていきます。
まとめ:エルメスベアン汚れクリーニングは染め直しが必要な場合が多い


今回は以上です。
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