
防水スプレーのやり方【初心者向け】【UGG】【革製品】

こんな疑問にお答えします。
▼本記事の信頼性

この記事を読むと防水スプレーのやり方【初心者向け】【UGG】【革製品】が理解できます。
※バックもやり方が同じですのでご参考ください。

・防水スプレーを吹きかける意味
・防水スプレーの成分と種類
・おすすめの防水スプレー【素材別】
・スプレーのやり方と使用頻度
それではいきます。
目次
防水スプレーのやり方【初心者向け】【UGG】【革製品】
防水スプレーを吹きかける意味
結論から言うと
防水、汚れ防止、栄養(ラノリンなど)を入れるためです。
使うタイミングは
・新品購入時
・雨の日
・栄養を入れるメンテナンスの為


防水スプレーの成分と種類
防水スプレーには2種類あります。
フッ素系とシリコン系です。そしてフッ素系の中に栄養分が入っているタイプ(ラノリン)と入っていないタイプがあります。
栄養が入っている防水スプレーはスエードやムートン、革ジャンなどクリームを使ってお手入れできない素材や商品に対して使います。
防水効果としては、普通の防水スプレー>>栄養入り防水になります。栄養が入りスプレーは若干防水力が落ちます。


【フッ素系】
革の繊維の一本一本にフッ素樹脂を浸透させて撥水させます。通気性が良く、革の風合いを損なうことなく防水できます。毛を点でガードするイメージ。
【シリコン系】
表面に皮膜を作って革の繊維の隙間を埋めることにより、水を浸透させないようにします。通気性が失われ、革が劣化する恐れがあります。毛を面でガードするイメージ。
通気性を保ちつつ防水する方が革製品にとってはいいのでフッ素系の防水スプレーをおすすめします。


裏側の成分にフッ素樹脂と書いてあれば大丈夫です。
スエードやムートンは栄養を入れるのに保湿クリームを塗ることができないのでムートンやスエード用の防水スプレーには【ラノリン】という成分が入っています。
主成分のラノリンは別名ウールワックス(ウールグリース)と呼ばれる動物由来のワックスで、化粧品にも使われている保湿成分です。
栄養入り防水スプレー▲
普通の防水スプレー▲
おすすめの防水スプレー【素材別】


UGGムートン全般・スエード全般・ヌバック【起毛素材特化】
成分はフッ素樹脂とラノニンなので栄養が入っているタイプになります。吹きかけるとふわっとしたさわり心地になります。
革靴・バッグ・ブーツ(クリームでお手入れ済)かスニーカーやキャンバス生地【普通の防水】
成分はフッ化炭素樹脂のみなので栄養分が入っていません。クリームでお手入れできる製品に向いています。スニーカーやキャンバス生地などお手入れが必要ない商品にも適しています。
革ジャン・バッグ・ソファー・スエード・UGGムートン【エナメルとエキゾチックレザー以外すべての革製品】
成分はフッ化炭素樹脂・シーダーウッドオイル・香料
エナメルとエキゾチックレザー以外の革製品に使えます。ヌメ革にも使えて便利。
スプレーのやり方と使用頻度

使ったのはMモゥブレイのスエードカラーフレッシュ。
コツは
スプレーを商品に縦と横に吹きかけていく。
商品に対して十字にあたるようにする。
靴を回転させて、スプレーは固定させること。外でやること。
靴の内側にはかからないようにする(新聞紙など入れてもいいと思います)
25cmほど離して吹きかける。
です。
室内でやると危険ですので外でやったほうがいいです~
使用頻度は2~3週間に一度。揮発性ですので定期的に防水スプレーを吹きかける必要があります。
30分ほど乾燥させたら、軽くブラッシングしておしまいです。最後の仕上げは一方方向にやって毛を整えます。
ブラシはスエード用のブラシや馬毛のブラシを使います。
普通の革は防水スプレーを吹きかけたら終了です。
まとめ▶防水スプレーのやり方【初心者向け】【UGG】【革製品】


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