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ルイヴィトン財布のベタつき修理|除去はNG!内張り交換で「一生ベタつかない」仕様に

Owner Craftsman
荒木 雅之 Masayuki Araki
修復歴15年。直営店で対応不可とされたハイブランド製品を、年間2,000件以上「修復」。
ヴィトンのベタつきは「クリーニング」ではなく「交換」が正解。思い出の品を、もう二度とベタつかない仕様に直します。
Last Updated : 2025.12.20
「久しぶりに出したヴィトンの財布。
小銭入れの中がベタベタ…」

これは「汚れ」ではなく「素材の寿命」です。
ルイ・ヴィトンの内張り(合成皮革)は、日本の湿気で「加水分解」を起こし、溶け出してしまいます。
これはクリーニングで拭き取っても直りません。素材そのものが劣化しているからです。
しかし、外側のモノグラムやダミエの生地は非常に丈夫です。「内側だけ」張り替えれば、新品同様にこれからも長く愛用できます。
「シャンタン生地(布)」なら、一生ベタつきません。
メーカー(正規店)で修理をすると、オリジナルと同じ「合成皮革」で張り替えられることが一般的です。
つまり、また数年〜十数年後に、同じようにベタベタになってしまうリスクがあります。
当店では、高級ブランドバッグの内装にも使われる丈夫な「シャンタン生地(布地)」への交換を提案しています。
布地は加水分解しないため、今後日本の湿気でベタつくことは二度とありません。
ご自身で購入された大切な品も、受け継いだ思い出の品も。「一生モノ」として使えるように仕立て直します。
正規店修理と当店の違い
| 比較項目 | 正規店(直営店) | 新宿御苑工房 |
|---|---|---|
| 張り替え素材 | 合成皮革 (オリジナルと同様。また将来ベタつく可能性がある) |
シャンタン生地(布) (加水分解しない=一生ベタつかない) |
| 納期 | 数ヶ月待ち (海外修理になることも) |
約3週間〜 (国内自社工房で施工) |
| 見積もり | 店舗持ち込み必須 | LINEで写真送付のみ (即日〜翌日回答) |
【事例】内張り交換で新品同様に蘇ります
当店では年間多数の「内張り交換」をご依頼いただいております。
状態は一つひとつ異なりますが、すべて手作業で丁寧に張り替えています。
事例1:小銭入れの「剥がれ・ボロボロ」

【状態】
湿気により合成皮革の表面が劣化し、ボロボロと剥がれて茶色い粉が出る状態でした。
【修理後】
劣化した素材を丁寧に取り除き、シャンタン生地(ダークブラウン)で袋を作成して交換しました。
見た目の違和感はなく、今後はサラッとした手触りで快適にお使いいただけます。
事例2:小銭入れの「強烈なベタつき」

【状態】
内部が水飴のように溶けて張り付き、小銭やカードが取り出せないほど重度のベタつきが発生していました。
【修理後】
こちらも生地交換を行いました。布地にすることで摩擦にも強くなり、汚れも拭き取りやすくなります。
「これでまたストレスなく使える」とお喜びいただきました。
その他、様々な箇所の張り替えが可能です
小銭入れだけでなく、カードポケット裏や札入れなど、あらゆる箇所の張り替えに対応しております。



ルイ・ヴィトン財布修理料金表(税込)
ベタつき修理(内張り交換)は、縫製を解く箇所が多く、高度な技術が必要な修理です。
アイテムの構造や状態により変動しますが、目安は以下の通りです。
- 財布内張り交換(1箇所)
札入れ、小銭入れなど
22,000円〜 - 財布内張り交換(2箇所目〜)
同時施工の場合の追加料金目安
+11,000円〜 - ファスナー交換(財布)
スライダー交換やテープ交換
16,500円〜 - コバ(縁)の再加工
溶けたバニッシュの塗り直し
16,500円〜
※上記は税込価格です。
お問い合わせ・お見積もり
「この状態でも直るかな?」「まずは相談してみたい」
そう思われたら、公式LINEにお写真をお送りください。
全国から宅配修理を受け付けております(目黒アトリエへのお持ち込みも可能です・要予約)
代表職人が直接画像を確認し、最適な修理方法をご提案させていただきます。
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