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オールドグッチを修理したい方へ|鞄修理専門店の超厳選お修理事例6選
新宿御苑工房の荒木です。今回は、ご相談の絶えない「オールドグッチの修理」について、料金や実際の修理事例を詳しく解説します。

Owner Craftsman
荒木 雅之 Masayuki Araki
修復歴15年。直営店で対応不可とされたハイブランド製品を、年間1,200件以上「修復」。
複雑な劣化も「縫製」と「染色」を組み合わせた技術で解決し、大切な品を次の世代へとつなぎます。
Last Updated : 2025.12.20
「母から譲り受けたグッチ。
直営店では直せないと言われて…」
メーカー様が修理をお断りする「大切な理由」
一流のブランド様には「完全な純正品質を守り抜く」という使命があります。
そのため、少しでもオリジナルの風合いが変わってしまう以下のケースでは、あえて修理をお断りされています。
- 生産終了で純正パーツがない(オールドグッチ等)
- 内袋の粉吹き・ベタつき(経年劣化による寿命)
- 「染め直し」など、革の風合いを変える加工
「次の世代」につなぐための修復を。
先日も、あるお客様からご相談をいただきました。
「母が大切にしていたグッチです。ボロボロだけど、直して娘に持たせたいんです」
純正の状態ではなくなっても、多少風合いが変わったとしても、「愛着ある品を使い続けたい」。
私たちはその想いに応えるため、メーカー様の規定外である「複合修理(縫製×染色)」という技術を用いて、グッチの製品を「実用品」として蘇らせます。
ブランド様の使命が「純正を守ること」なら、
私たちの使命は「お客様の想いを守ること」です。
諦めかけていたそのバッグ、私たちに託してみませんか?
まずはLINEで写真をお送りください。即日、代表職人がお返事します。
正規店で断られた場合の対応比較
| 比較項目 | 正規店(直営店) | 新宿御苑工房 |
|---|---|---|
| 受付基準 | 純正品質の完全維持 (厳格なブランド基準) |
お客様の「直したい」を尊重 (職人による柔軟な診断) |
| 複合修理 | 対応不可 (内袋・廃盤パーツなど) |
ベストな提案が可能 (縫製×染色の合わせ技) |
| 見積もり | 数週間〜1ヶ月 | LINEで即日回答 |
※私たちはメーカー様の製品づくりを深く尊重した上で、修復を行っております。
なぜ?グッチ正規店で修理を断られる理由(→当店ならこう解決します)
| 断られる主な理由 | 具体的な内容と専門店の対応 |
|---|---|
| 内袋の粉吹き・ベタつき | オールドグッチ特有の内張りの劣化は、正規店では修理対象外(または高額)となるケースが大半です。→ 当店では劣化しない高級生地で張り替えます。 |
| 部品の廃盤 | 古いモデルのショルダーベルトや金具は、在庫がなく修理不可と言われます。→ 当店では似寄りの革でパーツを新規作成いたします。 |
| パイピングの破れ | 角の革(パイピング)が擦り切れて中の芯が出ている状態。→ 部分的な革の巻き直しや、全体交換で美しく復元します。 |
| 他店での修理歴 | 一度でも街の修理店に出したものは、正規サービスを受けられません。→ 当店は修理歴があるバッグも歓迎します。 |
【ケーススタディ】正規店で断られたグッチ、こうして甦りました
「もう使えないかも」と諦めていたオールドグッチ。お客様からいただいた実際のご相談を元に、修復のビフォーアフターをご紹介します。

年代物のグッチは、ショルダーベルトの付け根が弱って千切れたり、革自体が乾燥してひび割れることがあります。正規店ではパーツ在庫がなく、修理不可となる代表的なケースです。
当店では、バッグ本体の革の質感や色味に限りなく近い本革を厳選し、ショルダーベルトをゼロから作成します。
単に直すだけでなく、千切れやすい付け根部分には補強を入れるなど、「オリジナルよりも丈夫に」仕上げることを心がけています。
この事例に近い場合、ショルダーベルト作成 ¥26,400〜(税込)が適用されます。

バッグの開口部などの縁取り(バインダー)は、使用による摩擦で劣化しやすい部分です。ここが破れていると、バッグ全体が古びた印象に見えてしまいます。
当店では、オリジナルの革色に合わせた新しい革で、縁を丁寧に巻き直します。これだけで、バッグ全体の印象がグッと引き締まり、若返ります。
この事例に近い場合、バインダー革交換 ¥17,600〜(税込)が適用されます。

GGキャンバスなどの素材は、四隅が擦り切れて穴が空きやすいのが弱点です。放置すると穴が広がり、収納物が落ちる原因になります。
当店では、似た色の革でコーナーパッチ(当て革)を作成して縫い付けることで、穴を塞ぎつつ、今後の擦れにも強くなるよう補強します。
あえてデザインのように革を配置することで、違和感なく馴染ませるリメイク修理です。
この事例に近い場合、角の当て革補修 ¥8,800〜(税込)が適用されます。
グッチ・オールドグッチ修理料金表
正規店よりもリーズナブルに、かつ「お客様の使いやすさ」を第一に考えたメニューをご用意しました。下記は目安ですので、状態により変動する場合がございます。
オールドグッチ 修理料金一覧(税込)
| メニュー内容 | 料金目安(税込) |
|---|---|
| ▼内袋交換(人気No.1) 粉吹き・ベタつき除去+シャンタン生地交換 (オールドグッチの定番修理。ロゴやポケットは移植し、劣化しない生地で作り直します) |
26,400円〜 |
| ▼ショルダーベルト作成 本革にて新規作成・交換 (千切れたりひび割れたベルトを、似寄りの革で新しく作り直します。長さ調整も可能です) |
26,400円〜 |
| ▼バインダー革交換(縁取り) 開口部の縁革の巻き直し (ボロボロになった縁を新しい革で巻き直します。見た目の印象が劇的に変わります) |
17,600円〜 |
| ▼角の当て革補修 4箇所のコーナーパッチ作成 (穴が空いてしまった角に、革を当てて補強・修復します) |
8,800円〜 |
| ▼財布のフチ革交換・クリーニング 全体汚れ落とし+縁の革交換 (手垢汚れを落とし、擦り切れた周りの革を交換してリフレッシュします) |
30,800円〜 |
お問い合わせやご依頼先

私たちは小さな修理工房ですが、正規店で断られた難しい修理と真摯に向き合い、全国からご依頼をいただいております。「もう使えない」と諦める前に、ぜひ一度、あなたのグッチのお話をお聞かせください。
配送または直接来店(目黒アトリエ※要予約)どちらでもご依頼可能です。まずは公式LINEまでお気軽にお問い合わせくださいませ。


オールドグッチ特有の「合成皮革の加水分解」による劣化です。このままでは収納したお財布やハンカチに粉が付着してしまい、実質的に使用不可能です。
当店では、ベタつきや粉吹きの原因となる劣化した素材を全て取り除き、今後劣化することのない丈夫なシャンタン生地(布地)で内袋を新しく作り直します。
元のロゴタグやファスナーポケットも丁寧に移植するため、「見た目はオリジナルのまま、中身だけ新品で快適」な状態に生まれ変わります。