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エルメスのベアンは使いにくい?壊れる箇所と修理・染め直しを職人が解説

Owner Craftsman
荒木 雅之 Masayuki Araki
修復歴15年。直営店で対応不可とされたハイブランド製品を、年間1,200件以上「修復」。
ベアン特有のステッチ切れや色褪せも、純正に近い技法で美しく復元します。
Last Updated : 2025.12.18
「憧れのベアンを買いたいけど、
壊れやすいって本当…?」
結論:繊細ですが、直しながら「一生」使えます。
ベアンはその美しさゆえに、構造上どうしても「ベルトの糸切れ」や「角の色スレ」が起きやすい財布です。
正規店では「パーツ交換」や「お磨き」が基本ですが、当店なら「縫い直し」や「染め直し」で柔軟に修理可能です。
正規店と当店の修理対応比較
| 比較項目 | 正規店(直営店) | 新宿御苑工房 |
|---|---|---|
| 糸のほつれ | 全体縫い直し等の対応 (納期・費用がかかる) |
部分縫い直しが可能 (ベルト部分のみ等、安価に) |
| 染め直し | 対応不可 (お磨きのみ) |
対応可能 (スレ傷・変色の修復) |
| 見積もり | 数週間〜1ヶ月 | LINEで即日回答 |
▼本記事の信頼性
早速カンロが疑問に思っている事をまとめたよ。
- 使い勝手は?壊れる箇所は○○○
- エルメスベアンのデメリット、メリットは?
- メンテナンス、修理事例は方法は?
順を追って解説していきます。
エルメスのベアンは使いにくい!!【壊れる箇所は○○○】

結論から言うと『定期的に修理が必要になりますが、持つと幸せな気分になります』使い勝手重視ならラウンドファスナータイプのアザップロングもおすすめです。
✔壊れる箇所は
- 色スレによる色剥げ
- ストラップのほつれ
- 折れ曲がるところのほつれ
✔早速エルメスベアンの使いにくい点、デメリットは
- お札の枚数が入らない
- Hの金具に入れるのが大変
実際に使用していても上記のデメリットを感じますし、修理でご依頼いただくのも多いトラブルです。
ステッチのほつれは必ず起きます。Hの金具に擦れて糸がちぎれてしまうためです。
✔早速エルメスベアンを持つメリットは
- 財布が薄いのでかさばらないのでスタイリッシュ
- エルメスの定番なので『エルメス所有感』が強い
- 男性ならスーツの内ポケットに入れられる
✔最大のメリットは薄さと存在感です。
バッグに入れていてもかさばらず、内ポケットに入れておいてさらっとお会計なんてカッコイイですね。男女兼用なのでプレゼントにも喜ばれます。
ベアンの形や素材はどんなものがあるのか?
まずエルメスのベアンには3種類の形があります。
- ベアン
- ベアンスフレ
- ベアンコンパクト
『ベアン』はコンパクトでスリム。奥行きは2cmほど。
男女兼用です。お札は枚数が入りません。今のキャッシュレス時代に合ってる財布です。
『ベアンスフレ』はベアンより収納力が増えたタイプです。違いはマチがついているので通常のお札で100枚ほど入ります。
男女兼用です。ベアンよりカードの枚数やレシートが入れられます。
『ベアンコンパクト』はベアンを二つ折にしたコンパクトタイプです。大きな財布をお持ち歩きたくない今の時代に合った財布ですね。男女兼用。
素材はカーフ、シュリンクレザー、クロコダイルなど多岐にわたります。
エルメスのベアンは使いにくい!?【修理事例】【メンテナンス方法】
修理専門店なら、ベアン特有のトラブルも綺麗に直せます。実際の事例をご覧ください。


この事例に近い場合、染め直し ¥28,000〜 + 部分縫い直し ¥8,800〜
エルメス財布(ベアン等)修理料金表(税込)
正規店では対応していない「染め直し」や「部分的な縫い直し」など、柔軟なメニューをご用意しております。
エルメス財布 修理料金一覧
| 修理メニュー | 料金目安(税込) |
|---|---|
| ▼クリーニング+染め直し(全体の色スレ、黒ずみ、変色を修復) | 28,000円〜 |
| ▼ほつれ縫い直し(1箇所)(ベルト部分などの糸切れを手縫いで補修) | 8,800円〜 |
| ▼バニッシュ(コバ)再塗装(財布の縁の塗装剥がれを塗り直します) | 16,500円〜 |
| ▼カラーチェンジ(染め替え)(薄い色から黒など、濃い色へ変更) | 要見積もり |
エルメスのベアンは使いにくい!?【壊れる箇所は○○○】▶まとめ
エルメスのベアンは定期的に修理が必要な財布になりますが、薄くスタイリッシュで持っているとエルメスを持っているとハッピーな気持ちになれます。
お札の枚数は入らないですが、薄くコンパクトなのでキャッシュレス時代に持ってこいの財布です。
☟まずは無料でご相談、お見積お気軽にどうぞ。

鮮やかなオレンジ色も、使用とともに手垢で黒ずんだり、角の色が剥げてきます。さらに、ベアン特有の「H金具を通すストラップ部分」のステッチも切れてしまっていました。
今回は、「全体のクリーニング・染め直し」で色を鮮やかに復元し、さらに「ストラップと折れ曲がり部分の縫い直し」を手縫いで行いました。
一度糸を解き、元の針穴をトレースして縫い直すことで、オリジナルに近い美しい仕上がりになります。