はじめまして、職人になってはや8年。ハイブランド専門修理・リペアマイスターの荒木です。
こんな疑問にお答えします。
▼本記事の信頼性
本記事を読み終えると、ハイブランドの靴が滑る対策について理解できます。
また、どんなきっかけで当店へ修理をお出ししてくださったのか？
そのあたりもお話させていただきます。
目次
ハイブランドの靴はなぜ滑るか
マルジェラやフェラガモやシャネルなどハイブランドの靴は滑ります。
理由は、革底だからです。
はい、革底は滑ります。
ですので、ゴムで裏張り(滑り止め)をつける必要があります。
ベストなタイミングは新品時です。
どのタイミングでもできますが、新品時が一番キレイにつけれますよ。
履くと、癖が出てしまう為です。
なぜ革底使うの？
新品時に革底を使う理由は、見た目が美しいので革底の方が高級感がある為です。
また元々外で履くために作れれていない為、革底のままになります。
革底の場合、ブランド側で裏張りをつけて売っている商品はほとんどありません。
革底の方が見た目が美しく、革底のままの方が売れるからとの理由もあるかと思います。
ですので、裏張りをつけるのは、ユーザー側になります。
関連記事：マルジェラの足袋が滑る。靴裏の滑り止め(裏張り)で対策
これつける必要があるのかな？とわからなければLINEでご連絡ください。無料でお答えしています。
かかとに裏張りは必要か
一般的な修理の考えではすぐに減ってしまうので、カカトに裏張りをつける必要はなく、減ったら交換すればいいとされています。
ですが、お客様とお話させていただいている中で、滑るのを何とかしたい。
元々のかかとは最初は残したいなどお声を多数いただいたので、
新宿御苑工房ではかかとにも裏張りをつけさせていただくことにしました。
修理事例
こちらはマルジェラの新品のローファーです。生成りの部分が革で前のソールと後ろのリフトの一部が革です。
このまま履くと滑るので、裏張りをつけさせていただきました。
ハイブランドの靴を快適に履くためには、裏張りや修理メンテナンスが必要になります。
すぐに履きたい気持ちをぐっと堪えて、裏張りご依頼くださいませ。
当店を選んでいただいた理由
きっかけはネットで検索していただき、ご注文いただきました。
誰が施術しているかわからない宅配専門の業者さんはありましたが、
どんな職人さんが施術しているのかわかりやすかったので、お願いしようと思ったと言っていただきました。
アットホーム感も良かったと、お話いただきました。
私どもが責任を持ってクリーニングさせていただきます！
現在私どもは夫婦2人の二人三脚で営業させていただいております。
小さな工房ですが、誰よりも、どこよりも、心を込めて、
1つ1つ丁寧に全工程を手作業で行っております。
お客様の思い出のこもった大切な商品を安心して預けていただけるますように…。
私どもは日々腕を磨き、お客様に綺麗になった商品と感動をお届けしております。
まずはこちらをお読みいただければと思います。
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